2017年11月 7日 (火)

横浜トリエンナーレ 2017

2

1
4
3

最終日にすべりこんだ横浜トリエンナーレ。

前回は総合ディレクター森村泰昌の個人カラーが前面に出て非常に面白かったのですが今回のテーマは「星と星座とガラパゴス」というわかるようなわかんない世界観が提示され、でも集められた作品群は前回に劣らず面白かったです。横浜美術館→開港記念艦→赤レンガという三つの会場を順に巡ったのですが面白さは順を追うごとに増した感じ。個人的にはMr.と柳幸典と小沢剛、宇治野宗輝の作品が感動しました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年10月 9日 (月)

ギリヤーク!

寺山修司、伊丹十三をつなぐ70年代の生きる伝説、齢87歳という最高齢大道芸人のギリヤーク尼ヶ崎のパフォーマンスを新宿の三井ビルに観に行きました。NHKのETV特集でパーキンソン病に侵されながら老体に鞭打ち芸道を貫く姿が圧倒的な反響を呼び、今再び注目を集めているようで、ここ数年でも見物客が多かったようです。身体的な衰えはさすがにしょうがないのですが、これはもう踊りがどうこうというレヴェルではなく本人がいつ死んでもおかしくないというタイトロープをみんな固唾を飲んで見守りに来てる、その生き様に投げ銭が舞うわけです。路上で息絶えるのはきっと本望なんだろうな。

1

2
 
3

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年10月13日 (木)

歌舞伎座十月公演、浅草ロック座、大向う

 還暦を過ぎた母が政府から何やら現金が支給されたからその金を使って歌舞伎に行こうと唐突に言い出しました。で、母と9253とTVKの四人で新しくなった歌舞伎座に中村橋之助あらため中村芝翫を始めとする成駒屋出演の十月歌舞伎を観に行きました。凶と吉がいっぺんに来ちゃった中村芝翫はきっといま一番神ってるに違いないと連日満員御礼のようです。

 歌舞伎ってだいたい「舞踊」→「芝居」→「舞踊」→「芝居」のテレコで部が構成されていることが多いんですが、この「舞踊」が昔は退屈で退屈ではやく終わんねえかな、と思っていたのが年を食うと何故か芝居よりも踊りの方が俄然興味深くなってくる、というのはちょっと発見でした。「成駒宝船」の衣装の色の合わせ方とか複数のフォーメーションの形だとか、引きで眺めたときのバランス計算がさり気なくされていてあー綺麗だなと純粋に思いました。あと今回はじめて「大向う」と呼ばれる人が声かけてる瞬間を間近に見ました。あれって誰でもやっていいんだと思っていたんですがそうじゃなくて「大向うの会」という会に所属してるプロがやってるらしいですね。「ン成駒屋っ」って叫んだあとすぐにサッとどっかにいなくなっちゃう。あれはお金もらってるんでしょうか。

 次の日、TVKが剣道で9253も一緒に出かけたのですることがなく、テレヴィをだらだら観ていても仕様がないので勝手に「お父さんデー」にすることに決め、靴を履いて電車に飛び乗りました。上野から地下鉄に乗り換えて浅草で降りると、もう何も迷うことなく一心不乱に外国人観光客を掻き分けながら六区へ出てそのまま生き急ぐかのごとく浅草ロック座に飛び込みました。予々家族がいないタイミングでストリップショーを体験してみたいと思っていたのです。階段の壁にはもうダンサーたちの妖艶なポスターが連なり、ここが桃色の風俗店であるという事実を突きつけてきますが己を鼓舞してモギリに金を払いました。狭いロビーにはいかにも来なれてる中年男性たちが煙草を吸いながらダンサーたちの話題に花を咲かせていて、その奥にはちょっとしたカウンターバーもあります。館内に入ると前方ステージから花道が延びておりその両脇に座席が組まれていてほぼ満席状態。なかには女性どうし数人や夫婦の姿も見受けられ案外カジュアルなんだなあと思っているとブザーが鳴り、前方のやや花道から離れた席に遠慮して座りました(これが失敗で、花道に近い席が優良席だと後で気づいた)。2時間近いステージは7人のダンサーごとに区切られてそれを「景」という単位で呼ぶことを知りましたが、女体を「景→ながめる」というニュアンスを多分に含んでいるとしたら相当イキなことです。ここでも歌舞伎同様にTPOがあって拍手のタイミングとダンサーが大きく股をひらく(つまりグラン・テカール!!)時にひと際大きく拍手するということと、「成駒屋!」ならぬ「蘭ちゃん!」とか「ツグミちゃん!」とか云う大向うが存在しています。

 キラキラ光るミラーボールを背に花道に仕掛けられた回り盆がウェディングケーキのようにせり上がる中央で完成された様式美をみせる裸体の女性を見上げているとこれがホントに男の本能の不思議なところなんですが涙が出てくるのですよ、で、泣きながら激しく拍手してる自分に驚きながら全7景しっかり堪能しました。「浜野屋!」とか「武藤屋!」とか発声したいぐらい。ストリップというとキューバンボーイズの「TABOO」かなんか掛けながら如何わしい素人踊りをニヤけながら観ている場(アメリカ南部の場末イメージ)を想像していたのですが全然そういう感じがありません。まぎれもないプロフェッショナル魂と掛け値なしの厳しいショービジネスが存在するだけ!何事も経験しないとわからない世界というのがまだまだあるんですね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年10月15日 (木)

ジャン・ミシェル・フォロン

Folon_portrait

F0004864_13541928

1

パワーマック時代のアップルコンピュータは起動する時にスマイルMacintoshがピコッと登場して和んだもんです(インテルマックになってから冷たい印象になった気がする)。
55_2
※Macintosh起動時のスマイルアイコン

スティーブジョブズ氏はマッキントッシュ立ち上げの時のコーポレションワークにベルギーのアーティストであるジャン・ミシェル・フォロンに声をかけていたと最近知りました。制作されたマークは残念ながらお蔵入りとなったそうですが、ジョブズもフォロンのファンだったなんて!そう聞くとあのアイコンも何となくフォロン風に思えて自分が好きだった理由がわかった気がします。

Mistermacintosh1

※フォロンのデザインしたMacintoshのマーク

5歳の時に青山ベルコモンズの地下にあったアートショップでフォロンの絵はがきを買ってもらって何枚も模写した記憶がありますなー(描くのが簡単だったから)。今思うと絵画やデザインの道を指し示してくれた師匠です。多分またブームがやってくるんじゃないでしょうか。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2015年8月 3日 (月)

夏だ!若さだ!

Kayam

今年の夏の私のテーマは

「若さで行こう!ハッスル作戦!」

でございます。

新宿ゴールデン街のギャラリーBAR tomorrowにて

今年もビアラベル展に参加しています。

今年のテーマは「ハワイ」です。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

◉ 会期 2015  8月/1日(土曜)~9月/5日(土曜)

☆ PM8:00AM4:00 

 基本会期中は無休

 不定期で週末、昼営業もあり

☆ チャージ ¥500 ドリンク ¥600

 当店はBARのため展示の鑑賞者からチャージ

+1Drinkのオーダーをいただいております

☆ 会場 ギャラリーバー『tomorrow/トゥモロー』

新宿歌舞伎町1-1-8 ゴールデン街/花園1番街

◉ 8/1(土曜)1900位からオープニングパーティー 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

竹島 一樹 /  智大 / こむろ めぐみ / 新倉 幸代

白井 菜摘 / スズキ ジュンコ / 越濱 久晴 / 酒井 賢司

Taizo Kondo / いけべ けんいち / 竹松 勇二 / 坂田 竜司

片山 なのあ / 吉井 みい / まゆみん / 佐藤 豊彦 / Fujii Sugiko

西島 秀慎 / 谷口 シロウ / MatsuBockrin (順不同)

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2015年7月 8日 (水)

横須賀美術館にて

3_3

先日の横須賀美術館の展示物。

よく見るとホントに綺麗な造形ですよ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年6月22日 (月)

上野の闇夜

家族でハンガリー国立オペラの「セビリアの理髪師」を上野の文化会館で観賞。TVKもいまや10歳なので軽いラブコメだったら理解できるような年齢とはいえ、どうかと思っていたのですが意外に喜んでました。いまのオペラは舞台の両袖に字幕を流すLED装置があって便利ですよホントに。

観賞後、豚カツを食べたら胃にもたれたので3人で夜道をテクテク歩きました。

動物園わきでケモノの臭いを嗅ぎ、鴎外旧邸を左に真っ暗な清水坂を上ると谷中の高台に出ます。このあと寛永寺の墓地を抜けるコースを辿って日暮里駅の明かりを見ると黄泉の国から帰ってきたような不思議な気分になります。が、この日は墓地を抜けずに左に曲がって団子坂下に降りました。暗闇に光る招き猫やら、客でギュウギュウ詰めのジャズコンサートをやってるカフェあり、老老介護を語り合う老婆二人を追い抜き、愛を語り合う二人をガラス越しに見やり、その間にいろんなことを喋っていたらフィガロのことなんかさっぱり頭から消えちまいました。おやすみなさい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年6月 2日 (火)

薔薇のつぼみ

Rosebud

電車に乗ってウトウトしてた時、目の前に立っている若い女の子の持つショッピングバッグにブランドロゴでこう記されていました。

「ROSE BUD」

ローズ バッド。若い女の子には云わずと知れた有名ファッションブランド「ROSE BUD」。文字通りは「薔薇のつぼみ」を意味します。可愛くて若々しくて花咲けるロマンティックな響きがありますが、おっさんの私にはこの上なくドキドキするネーミングです。

オーソン・ウェルズの映画「市民ケーン」の冒頭に主人公がつぶやく謎の言葉「ROSE BUD」はモデルとなった新聞王ランドルフ・ハーストが愛人だった女優のマリオン・デイビスのプッシーにつけた渾名だと云われています。つまりこれは若い女性のオ○○コを指す隠語であります。このブランド名をつけた方は相当なイタズラ心があって確信犯的なセンスを発揮したとしか思えません。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年12月17日 (水)

ミシェル・ゴンドリー展

B4uhvzceaaxiah

これこの前行ったミシェル・ゴンドリー展でのヒトコマ。

「灰とダイヤモンド」のズビグニェフ・チブルスキの再現です。
うそです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年11月27日 (木)

ピエール・モリニエ

Molinier1

先日終った浜トリエンナーレの展示物の中で地味だけど異彩を放っていたのがピエール・モリニエの展示スペースでした。同じく女を特技(?)とする監修者、森村泰昌のい意向でしょうか。ゴシック好きな方や一部のマニアックな方には今なお有名ですが、もう40年近く前に拳銃自殺した若干忘れられたフランスの美術家です。暗いし怖いしモワッとした室の熱みたいなものも感じられ、通常の社生活を送る身としては到底相容れない作者自身の性癖であるにもかかわらず、どうにも蕩けるようにかしいようなウットリしてしまうような、とにかく引きつけられてしまう作品です。これによく似たモノクロのの夢を私はよく見ます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

より以前の記事一覧