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2017年4月13日 (木)

「愛国とノーサイド 松任谷家と頭山家」

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「愛国とノーサイド 松任谷家と頭山家」

個人的に気になりまくっていた人物たちテンコ盛りという奇跡のような本を見つけてしまい、本屋で一旦手にとって数ページめくって棚に戻して、一回ひとまわりして逆立ちしてまた本を手にとって、最終的にレジに持って行きました。

近代日本の暗い情熱のなかに登場した怪物と、芸能史に名を刻んだミュージシャンたちとの意外な繋がり、何せあの大物フィクサーこと頭山満とユーミンこと松任谷由美に接点があるって聞けば逆立ちせずにはいられないわけですよ。松任谷家と頭山家はファミリーツリーで繋がっていたとは!

その大元の頭山満は政治結社「玄洋社」を立ち上げた「右翼の大物」という捉え方を一般的にされていますが、右翼は右翼でも昨今流行りのホンニャラ学園やらホンニャラ会議みたいな狭量でチンケな右翼とは器もスケールも桁違いの、共感すれば左翼だろうがアナキストだろうが探検家だろうが中国人だろうが韓国人だろうがインド人だろうが垣根なく資金援助したという寧ろコスモポリタンに近い人物だったんじゃないかと思います。チャイナ服着たり大陸風味だった80年代のユーミンと何となく繋がっているような(血は繋がってないけど)気がします。近代と現代が入り混じって展開される感じはちょっと奇書っぽくて素敵な一冊。

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