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2016年11月16日 (水)

リップ・ヴァン・ウィンクルの話って知ってます?

先日家族で「君の名は。」を観に行ってきました。

題名からすると女湯がガラガラになる例の話の後日談か何かかと思っていたらぜんぜん違って、出だしは「これ大林の転校生??」みたいな展開。かと思いきや、それが実は前菜みたいなもんで、もっと核心的な、とっても共時代性のある素敵な展開が用意してありました。ロンもちで涙腺を直撃されました。10年くらい前、深夜のNHK_BSで新海誠の短編デビュー作「ほしのこえ」を観てやはり感激してるのですが、基本的に時間のズレによる遠距離恋愛スタイルは踏襲されていましたね。

しかし昨今流行りの「切ない系」のエッセンスってほぼ全て人と人との距離感(物理的に離れているか、相手が死んでる、あるいは別の時間軸にいる)ってとこに大きく依拠してるもんですね。

遠距離といえば思い起こす「ウラシマ効果」について

文系のアタシにはさっぱりなんですが速く動く人は静止している人よりも時間がゆっくり流れるという物理学の現象で、これを扱ったSFは多いです。クリストファーノーランの「インターステラー」はワープしまくった宇宙飛行士と地球に残してきた娘の年齢がどんどん近づいて行って最終的に地球に戻った宇宙飛行士は寝たきりのババアになった娘と再会する話でした(ちなみに「ほしのこえ」はウラシマ効果と混同されることが多いですがあれは手紙が届くのが遅いだけで距離が離れている男女は同じ時間で生きています)。昔話の「浦島太郎」もアメリカの民話「リップヴァンウィンクル」ももしかしたら宇宙を高速移動してたんすかね?

Queenのもじゃもじゃギタリスト・ブライアンメイは天体物理の学位を持っているらしく、この人がまさに「ウラシマ効果」を題材にした切ない名曲を書き上げています。SFなのにフォーキーな「‘39」です。

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