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2016年2月18日 (木)

高円寺心中

久しぶりに高円寺に行ってきました。

座・高円寺という演劇ホールの地階ギャラリーで、知り合いのカメラマン「むーちょ」が落語家たちのポートレートを展示しているので9253とTVKと一緒に観に来ました。高座に上がって客と対峙する顔、煙草を吸いながらリラックスするオフの顔などさまざまな表情を見せる男たち。男が男を見る視線はどうしても仕事という意識が入り込んで来るけども、女の人の中年の「可愛さ」を見抜く目というのはあるんだろうな、と思ったり。でもその女から見た中年の「可愛さ」を意識する中年ほどみっともないものはない訳で(それは中年に限った話ではないんですが)無意識、無作為がある人によっては「可愛い」や「美しい」になるんだろうな、と思いました(結局意識してんじゃないか)。

ちなみに座・高円寺は初めて行ったのですが寺山修司の奴婢訓のポスターや、店内に流れるアンビエントな音楽や大量の演劇チラシなどを見るにつけ何かこういう場所に入り浸っていた学生時代をふと思い起こしました。当時そういう環境は主に池袋のセゾン系列が用意してくれていたんですがね。ちょっと懐かしい感じでした。で、懐かしいついでに高円寺の街もぶらぶら歩いてみたんですが私が16年前にイラストの展示をした「yonchome cafe」は内装も変わりなくそのままありました。演劇科の友達たちが公演をした明石スタジオもそのまんまだったし、ムゲン堂から漂うお香のニオイとか、つまるところ高円寺ってなーんにも変わってない街なんだなと思います。ただ駅前でギター弾く人とか、絞り染めのぞろっとしたシャツを着たヒッピーテイストのカップルとかはいませんでしたが。この街に住んでいた髪の長いヘビメタ野郎・イーディ先輩の下宿に遊びに行ったのももう20年以上前です。私が酒飲んで眠りこけていた朝方、台所でおむすび作ってくれて帰りのバス代まで出してくれたイーディ先輩。ヘビメタ野郎の風上にもおけないくらい優しい律儀な先輩でしたがそれから3年ほど後にバイク事故でこの世を去ってしまいました。そんなこんなが思い起こされる街・高円寺はなにげに私のヤングアグリーメン時代がぎっしり詰まっていた街だったんです。

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