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2014年5月20日 (火)

義母への使命

Kimi

結婚生活も10年をもうすぐ迎えるという中でひとつ、気づいたことがありまして、それは義母とのスタンス。つまり妻のお母さんとどういう接し方をするべきか、ということ。自分の母親ではないので無闇に甘えるわけにいかず、娘を預かっているという責任感みたいなものを感じてしまって「ええ」とか「~ですね」みたいな仕事モードで接してしまうことになりがち。翻って義母にとって娘婿とはどういう存在かというとそれは一言「笑わせてナンボの存在」であります。たぶんこれ十中八九当たっているんじゃないかと思います。ヘタすると稼ぐ能力よりもプライオリティとしては上位かもしれません。私の父は冗談が上滑りする傾向があり、若干ユーモアに欠けた男だったんですが、母の妹の旦那さん、私の血のつながらない叔父さんは落語や美術や音楽にくわしく話にもどこか飄々としたユーモアが感じられる人で、おばあちゃんからの受けが良かったように思います。

女の人ってのは年齢に関係なくお笑いが好きなんです。

先日「そして父になる」という映画を観ててリリーフランキーと樹木希林とのやりとりが上手いなーと思ったのです。

リリー「おかあさん、お若いですね~」

樹木「まぁ!褒めたって何も出やしませんよ」

リリー「なんだじゃ、云わなきゃよかった…」

これ。このニュアンス。綾小路きみまろとか、毒蝮三太夫に通じるニュアンス。社交辞令と本音を鮮やかに転換させる落語的な返し。義母から「やだーもー○○さんったらー」と笑いながら腕にポンと手をつかれたら、高ポイント獲得。残念ながら私にその能力は備わってなかったと云えます。

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