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2011年1月 4日 (火)

こんにちわ21世紀

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中華街でタクシーををつかまえて一路、根岸森林公園を目指しました。アップダウンの激しいうねうねした商店街を抜けて高台に出ると目指すべき物体が見えました。タクシーを降りると夕暮れ時のきりっとした年末の空気が一層強く感じられ、9253と二人で枯れ葉をざくざく踏みしめながら米軍基地のゲート近くに辿り着き、ご対面!

みなさま、あけましておめでとうございます。

Img_8310年末は紀尾井町にあるド昭和な空気が濃厚に漂うホテルニューオータニはガーデンタワーに宿泊し、40階にあるThe Barの窓から東京タワーがど真ん中に見えるというあまりにバブリーな景色にゲラゲラ爆笑しながら酒を飲み散らかし、その翌日から親戚たちと合流して横浜に移動しベイ・シェラトンにチェックイン。息つく間もなく鎌倉の高徳院に高速移動して大仏の体内に飛び込み、また飛び出して小町通で鳩サブレーを大量購入してばりばり食い散らかしながら横浜に戻り、韓国料理とビールで骨抜きになって翌日!中華街で親戚にtvkを預けて根岸森林公園に直行し、長年夢に見ていた旧横濱競馬場跡とご対面となりました。1930年にJ・Hモーガンにより建造された一等馬見所が廃墟となって放置されており、3本のエレベーター塔がまるで人の顔のようなユニークな建物が夕日を浴びて異様にドラマティックさを醸し出しておりました。
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そこから程近い場所にユーミンファンには聖地とされている「ドルフィン」(※1)というカフェレストランがあり、寒さしのぎに入店してみました。中年カップルが一組しかいない店内は歌にある通り、まさに「静かなレストラン」そのものでしたが、窓からの眺めは京浜工業地帯の「工場萌え」な景色。店内は80年代から時間を止めたかのようなグランドピアノがあったりしてバドワイザーのネオンのように白々しい「バブルへGO!」みたいな感じが逆に新鮮でした。
年末だしバーッとやっちまおう、みたいに始まった旅がことごとく「80年代バブル」の栄華の名残をなぞっただけ、みたいなことになって「そういう趣旨だったのか」と首をひねりたくなりましたが、そうそう廃墟ですよ、廃墟めぐりの旅だったんですよ今考えると。20世紀の日本の廃墟めぐりを終えて迎えた2011年は自分にとってようやく始まった21世紀だと云えそうです。

本年もよろしくお願いいたしやす!

※1 「ドルフィン」…荒井由美「海を見ていた午後」に出てくる山手のレストラン

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