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2010年8月13日 (金)

親子の絆

少し前にウルトラマン・フェスティバルという展示にtvkと行ってきたのですが、あそこまで商売魂が炸裂したところだとは思いませんでした。何かアトラクションをやるのにお金がかかるわ、ウルトラマンが時々子供達の前に商品を持って出てきて「会場で売ってるからゲットしてくれよな!」みたいなこと云って去っていくわ、極めつけは展示フロアと同じくらいのスペースを占めるグッズ売場があり、そこを通過しなければ外に出られない(!)という恐怖の会場レイアウト。どんなに親御さんが意志を強く固めて「買いませんよ」と子供に言付けたところでまづ80%は無傷で帰還することは難しいでしょう。展示内容に関しても「子供だまし」としか思えない(いや、子供のための展示だから全然間違っちゃいない訳なんだけど)クオリティに以前、六本木の森美術館で行われた涙が出るほどの素晴らしい展示内容を知っている者としてはがっかりしました。
 そもそもウルトラマンの魅力に対する私の個人的な思い込みを云わせてもらいますとね、フェスティバルでもさんざん打ち出しているあの「ウルトラ兄弟」っていう、もしくは「家族」感っていうのがどうにも駄目なんですよ。ウルトラマンは孤独な「部外者」だから輝いているんじゃないかと。たくさん兄弟や父母が出てきて皆で力を合わせて怪獣やっつけてる姿は、カッコいい以前に何か組織とか上下関係とか、とにかく大勢で群れてる村の「若い衆」とメンタリティが一緒なんですよ(戦隊ものは、他人同士のプロフェッショナルな集団という別の魅力がありますが)。飽くまで人間から見た巨大なエイリアンという視点に魅力があるわけで、日本のしかも土着的な兄弟愛とか家族愛ってのは、あれはまぁ「商売魂」というところに結局は集約されているんです。たくさんの兄弟達のソフビを親子そろって「買えよ」という。円谷英二の息子達が商売っけを出してウルトラマン文化ってああいうことになったんですけど円谷プロも家族愛ならぬファミリー経営で駄目になりましたね。オヤジさんが草葉の陰で泣いてると思います。

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コメント

とはいえ、TYO→フィールズと、火の車のウルトラコンテンツ。
もはや、「ジョワ!」ではなく「ニダ!」って言ってるんだよねぇ。
きっと。

投稿: 最近名前を書き忘れている目玉の親父 | 2010年8月13日 (金) 03時30分

あ、最近コメントをくださる匿名の方は、カントクでしたか!
あんなに集客してて売り上げもすごそうだと思ったんですがやっぱり火の車なんですね。

投稿: TAKE | 2010年8月13日 (金) 10時13分

まったく同感じゃわい。
手塚プロダクションといい
巨匠の遺産で商売し続けようとする
精神が臭っとるんじゃわい。

投稿: ウルトラ満 | 2010年8月13日 (金) 13時03分

オヤジさんはオヤジさんでタイに権利売っちゃったりして商売っけがなさすぎたというのはあるんだけど。ちなみにフェスでは内山まもる先生の原画が見れた。良かったのはそれだけです。

投稿: tvkの父 | 2010年8月13日 (金) 14時59分

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例のHでお金もらえるヤツやってたんだけど、 まさかフリスク食べながらフ ェ ラ チ オされるとわ(‾□‾; [続きを読む]

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