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2008年1月11日 (金)

So what?

ギャルの会話から聞こえて来るのです。ハード・ビバップが。

「昨日さー○○と会ってぇー」
「マジだ」

この「マジだ」に驚愕するわけです私は。この子たちはすごくドライに言い放っていて、「マジだ」は語尾下がりで発音され「そうか」ぐらいな印象を持つものです。民謡で云う「あーこりゃこりゃ」「それからどした」的なあいの手のニュアンスを内包するんですが、そこは前の世代が乱発した「マジぃー!?」と同じであるはずがその温度差たるやまったく別物です。「マジぃー!?」は相手の方に向き直ってある嘘くさい感嘆とその場を盛り上げようという相手への若干の思いやりから発せられるのですが、「マジだ」を発音するときのギャルたちは大抵はお互いの顔を見てなくて、それぞれのケータイの画面を見ながら軽く発するわけで、感嘆も思いやりも何もなく相手もそれをまったく期待しておらず、二人の間に流れる空気は至って冷たいものです。また「マジぃー!?」が話の流れに一呼吸つかせ、相手に次の話の流れを準備させるのに対して、「マジだ」は間髪入れずワン・ツーのリズムで話の次を促すのです。
すげー!
これはまるでハード・ビバップか落語ではないですか。こんな早い会話に私はついていけない。

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コメント

次の案件。

先日こういった会話の実地訓練を神田でおこなってきました。

「マジだ」があったか記憶が定かではありませんが「超ウケル」等々の、あの人種が発する言葉を1時間聞き続けました。

この案件の会話の温度差等の論点からはずれる内容ですが、別のアプローチで考えてみました。

彼女らは約5個ぐらいの単語が反射的に出るようにトレーニングされ、場合によってその5個ぐらいの単語を活用し、しゃべり続けます。
そして、言葉でリズムを刻みます。
完全にサウンド展開になっているので、考えてしゃべる必要がなく、その代り、頭では別の事を考えます。
聖徳太子タイプの若い子が増えていると考えられます。

注)この話はそういう店でのみ成立するのかもしれません。

投稿: コンニャクを食わない | 2008年1月29日 (火) 12時56分

そりゃマッスルさんが「チェンジ」を云うわけだ。
そのうちバリエーションが3つくらいになりますよ。そしたらもっと早くなる。3コードを知っていれば演奏可能なパンクロックです。
でも東北地方によくある会話「どさ=どこいくんですか」「ゆさ=銭湯にいくんですよ」もすごいです。ノイズですかね。

投稿: 竹 | 2008年1月29日 (火) 13時54分

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