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2006年4月28日 (金)

四月劇場

パンを買って松坂屋の屋上で食べる。
と、何だか昭和プロレタリアートな気分になります。天気が良ければ良いほど気分が盛り上がります。できうるならば、パンを不味そうにちぎっては食べ、ちぎっては食べしている私のすぐ近くで、4〜5人のオフィスガールとワイシャツの袖をまくったメガネの男子社員なんかが楽しそうにお昼休みのバレーボールなんかしながら「それ〜、それ〜、あははは〜山田さん!ナーイス」とかやっててくれたら尚一層、気分なんですがね…。いまどきそんなことやる奴ぁいないか。
◎   ◎   ◎   ◎   ◎   ◎   ◎   ◎
久しぶりにお日様がぽかぽかと気持ち良く春らしい陽気で屋上日和でした。
忘れ去られたようなゲームコーナーがあって、ドラえもんの何かのゲーム機がひたすらエンドレスで何か喋っています。しかも大山のぶ代の声で
「ぼく、ドラえもん、ぼくと遊ぼうよ。ぼく、ドラえもん、ぼくと遊ぼうよ。」
を繰返しくりかえし、パンを喰ってる私のすぐ近くでずっとずっと喋っているのです、大山のぶ代の声で。「ぼくと、遊ぼうよ」って。
うっせーなー。そんなに遊んでほしいのか、この俺と。よおし、遊んでやろうか。
おもむろに立上がってパンの包み紙をくしゃくしゃ丸めてゴミ箱に放った私は、喋り続ける大山のぶ代の前まで歩いて行って、くわえ煙草でゲーム機に両手をかけました。

さっぱり、どう遊ぶのか分りませんでした。Xc

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