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2005年11月14日 (月)

故里は遠くにありて思うもの、近くにありて見ようもの。

伊豆のとある温泉宿は新館と旧館が隣り合っていて旧館に泊まった私とコーチャンとテッチーとシミは部屋を真っ暗にして5円玉を片目に当てて鬼のようにガラスにへばりついていました。向いの新館にある展望階には360度パノラマ風呂の光りが煌々と輝いており、夜景が見える大ガラスを行ったり来たりする肌色の物体は、どう見ても女の裸に違いないとなったからです。生涯であれ程の集中力を使う事はもうないでしょう。

昨日、おとうの一周忌に両親の大学時代の友達が集まりました。今は大学教授をしている「てっさん」からウチのおとうのエピソードを聞きました。ある日、おとうはてっさんにこう云ったそうです。
「なんでもいいから、とにかく夏目湯に1000円札持って来い」と。
夏目湯とは大学の近くにあった銭湯の事で、ここの番頭台は他の銭湯に比べて台高が低く、尚かつ番頭のババァは目が悪い。当時25円くらいだった銭湯代に1000円出せば、番頭のババァはお釣を出すのに必死になるので、この空きを狙って低い番頭台の向こうの女湯の脱衣が丸見えになるという。
私はこの話に泣きました。情けなくて。自分が云うのも説得力ありませんが、ろくなエピソードではありません。この親にしてこの子あり。出歯亀の強い遺伝子のなせる技なんでしょうか。願わくばチビKに出ない事を祈ります。20051114-00000001-flix-ent-thum

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コメント

ちなみに、夏目湯の番頭に「誰か覗いてる人がいます!」と文句を云いに行った人がウチの母親だそうです。やだやだ。

投稿: 竹島 | 2005年11月18日 (金) 17時46分

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