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2005年11月 1日 (火)

あかりが消えたら

ある日、可愛いチビKがつぶらな瞳をくりくりさせながら私の目を覗き込みました。
「ねえパパ、宇宙はどこまで続いているの?」
わかんない。そんな形而上学的質問されても。「パパはなんでも知っている」って知らないわよっ!
机にあるものを一気にぶちまけました。354、355、356…ディックのカラーチップが雪のようにきらきら舞い落ちる中、ネオン輝く銀座の雑踏を歩いて喫茶ストーン(別名:ストーン修道院)の扉を叩きました。無為に過ごしてきた己を戒めるためか、どんな形であれ告解が必要なんでしょうか。かたかたとゼンマイ仕掛けのようにシスターがやって来て「お寒くなりましたねぇ」と珈琲をことりと置いていきましが、フランクシナトラの唄う「イエスタディ」が辺りの空気をアンバーに染めた時、揺らいだ紫煙の中に再び問いかけが。
「宇宙はどこまで続いているの?」
駅前の電信柱にがんがん頭を打ちつけても答えが見つかる訳がないのは分っているんだけど。
帰ると料理上手な9253が言いました。「今日は肉豆腐をつくったの…」

肉豆腐を食べました。
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