2008年8月19日 (火)

ですから

「この泥棒ネコっ!」
って云うある修羅場での常套句ありますね。これ誰か実際に使用した女(ひと)いるんですか、しつもーん!!誰が最初に発したのか知りませんがみんな女の人は「うまい例えだ」と思っているから今日まで残っているわけでしょう。で、泥棒ネコっていうのは魚とか、とにかく何かをくわえて逃げる猫で、そのくわえているものってやっぱり男なんでよね、30センチくらいのちいさい男が猫にくわえられているわけですよね、それとも「くわえる」に特化するとどうしても想起されるのが例のシンボルなんですが、それをくわえて逃げるっていうのは、どんな芸当なんですかね。

ね、

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2008年8月17日 (日)

崖の上のポニョ    鑑賞

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今日は9253の高校の同級生Yさんがご夫妻で家に遊びにきました。旦那さんが剣道をやられていたらしく、その座り姿勢に武士道を感じました。もうじき両親となられる素敵な二人に我が家の子育て風景を見せようと思いきや、寿司の件で食い意地を見せたtvkがギャン泣きしてかなり見苦しいことになってしまい、恥ずかしい限りです。

そんな意固地なtvkの人生初の映画館デヴュは宮崎駿「崖の上のポニョ」でした。デビュとしてはまぁ申し分なかったのですが、のっけからこんなマッドなアニメーションを見せてよかったのだろうかと親としての己に反問しております。特に矢野顕子のアフレコなんか「これ大丈夫か」というくらい精神上の「崖の上」感があります。
一部で意味不明といわれているストーリーの基礎となっているのはポニョの本名が「ブリュンヒルデ」であることから、どうやらリヒャルト・ワーグナーが1800年代に製作した歌劇「二ーベルングの指輪」であることが分かります。ポニョがソウスケに会いに妹たちを引き連れて海の中から地上へ出現する時に流れる音楽が「ワルキューレの騎行」(地獄の黙示録のヘリ爆撃シーンで使用された)のパロディになっています。つまりソウスケはジークフリートでフジモトはワルハラ城のヴォータンです。パッと見の印象は日本的湿潤に満ちているようで実はジブリとしてかなり欧米の観客を意識したんじゃなかろうかと。して、なんで子供相手にワーグナーを引っ張り出してきたのか?それが結局意味不明なんです。宮さんの頭の中でしかわからないことです。これだけニーズを無視して個人的な趣味が反映された映画が大手の資本によって商業映画として成立って一定の集客を見込めるというのも奇跡です。そういう奇跡的な意味不明を楽しむという意味でこれは必見であると云えましょう。

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2008年8月15日 (金)

がんばれポーランド

スポーツ音痴の私がスポーツ中継をみる基本姿勢は下心がベースになっているので北島選手が金メダルを連続奪取してニュースになっていても「よかったな」ぐらいなものなのです。
よって先日の女子バレー「日本対ポーランド」は下心に響くものがありました。日本勢はほぼショートカットで「絶対に勝つ!」という気迫がもろに顔に出ていたのとは対照的に、長い金髪を後ろで束ねた長身痩躯の美女たちがコートに林立するポーランド勢の様は何かソフィア・コッポラの「ヴァージン・スーサイド」を連想するものがあり、その表情がみんな実にアンニュイ。劣勢に陥っているにも関わらず何故かそのたたずまいだけで我武者らな日本女子よりも断然優位な立場に映って見えたのでした。レシーヴを待つ間に長い手をポンポンと打ってチームを鼓舞する仕草がゆっくりしてて優雅。と云う間にヒステリックな日本女子にどんどんアタックを決められてますますアンニュイなポーランド女子。いいですね〜。

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2008年8月12日 (火)

プロレタリアート女子高生

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先日墓参りに埼玉県に行った折、駅の構内に貼ってあった地元の女子高生が作った痴漢防止のポスターに目を奪われました。昨今、労働問題においては1920年代回帰が叫ばれて小林多喜二の蟹工船が売れているようですが、流行に敏感な女子高生の間にもプロレタリアートの波が来ているとは!この渋いポスター、どう見ても第三インターナショナルのにおいがする。もしくは戦時態勢下の「撃ちして止まん」みたいなにおい。グッときました。

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2008年8月11日 (月)

持ちつ持たれつ

友人夫妻に赤ちゃんが生まれて見に行きました。小さい造りながら工芸品みたいに端正な顔立ちで将来が楽しみな感じです。育てていく上でいろいろ大変なこともあると思いますが世話した分返してもらう笑顔が何よりも親にとっては堪らないものでまあ「持ちつ持たれつ」の関係がそうやって徐々に築かれていくんでしょうなぁ。ゆっくりと楽しんで欲しいです。

「持ちつ持たれつ」で思い出しました。

河口湖に向かう電車の中で昔こんなことがありました。
私のとなりにホームレスらしきファンキーな中年男が座っていて、しきりに小銭をじゃららーと床にぶちまけてそれを拾ってまたぶちまけて、を繰り返していました。わざとやってるとしか思えません。しかも「にへへへへ」と卑下笑いしてとっても嬉しそうです。横目でチラ見し続けていたのですがしばらくして何故嬉しそうなのか分かりました。向かい席にミニスカートのティーンなお嬢さんたちが3名座っていて彼女たちの若い生足とスカートの中が嬉しくてしょうがないのでした。しかし、そのお嬢さんたちがスレた娘たちで嫌がるどころか床の小銭を指差して「あっちにも落ちてるよ」「こっちも拾えよ」とか云いながら男に小銭を拾わせて楽しそうに笑い合ってるのです。彼女らの男を見る目線は明らかに鳩とか犬とかを見る目つきでしたが、男はとにかく「にへへにへへへへ」とすっごく嬉しそう。彼女たちも結構楽しそう。つまりこういうのも「持ちつ持たれつ」というのでしょうか。

ちょっと違いますか。

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2008年8月 8日 (金)

おいしいもの

シューユー夫妻に赤ん坊が生まれています。で、何か気のきいたおいしいものをとリサーチをしていた私。東京という都市にはおいしそうなものが仰山売っているんですね。おいしいものになんかまったく興味がなかった私は結婚してから未知の領域「おいしいもの」への理解を徐々に深めつつあるのです。手始めに銀座三越にオープンしたラデュレのサロン・ド・テにマカロンを強奪せんと男一匹突撃敢行。入口で190㎝ぐらいの二人の警備員に腕を掴まれ「あちらの階段にお並びください」と見ると御婦人方がずらああと、見事な女階段。だめだこれは「貧乏人はパンがないならマカロン喰え」とマリーアントワネットが云ったとか云わないとか。だったら浅草の芋金、銀座萬年堂の砂糖菓子、日本橋オーヴォンビュウタンのタワー型シュー、東向島・長命寺の桜餅、上野うさぎやのどらやき、麻布浪速本店のたいやき、青山ピエール・エルメのボンボン・ショゴラッテッ、日暮里の羽二重団子、モンシュシュの堂島ロール、神楽坂・紀の善の苺あんみつ、北千住かどやの槍かけだんご、本郷明月堂の甘食、東京23区を股に挟んで検分し、当日は何を持参するのやら。

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2008年8月 4日 (月)

忘れようとしても思い出せない

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最期の言葉は「あ、おっぱい」だったそうです。
先生さようなら!

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俺のあだ名はハイライト

土曜日、マンション内の防犯委員会に入らされているために夜回り。無言のまま夜回りを終えて集会所に集まった夜警メンバーは私を除いて全員60代後半から70代で、その生活リズムから興味のあることや仕事、趣味等、まったく会話に入ることが出来ず、皆さんも私に対して若干違和感と共に気を使ってソットしておいてくれているという状況がしばらく続いていた中、あえて限りなく透明に近い存在として気配を消していた私がこの日突然彼らの注目を集めたのは、吸っている煙草がハイライトだったことからでした。

「あんたハイライトなんて吸ってんの」
「本当だ、ハイライトだ」
「へぇえ、その年でハイライト」
「ハイライトかぁ」
「見てくださいよハイライトですよ、ほら」
「ハイライトだわー」

ハイライトにみんな一斉にぐわーっと食い付いて来て吃驚してしまいました。高度経済成長を支えてきたであろう世代にとって「ハイライト」がどんだけ特別の記号性を持っているのか知る由もありませんが食い付かれた以上「ええ、ハイライトなんですよ」と嬉しそうに返したはいいものの別に自分が褒められた訳ではないのでやっぱりどうしたらいいのか分かりませんでした。ハイライトを突破口に彼らの会話に切り込んで行くのかどうか、今後の出方を検討します。


日曜日、9253の元会社同僚たちとF谷さんの新居を訪問しました。外目はギリシャ地中海風の白い建築、中目はモンドリアンとジェームズタレルを足したような完成度。食器はアラビアとウェジウッドのみ!赤ワインの一滴たりとも零すまじとハラハラしてまいりました。

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2008年7月30日 (水)

ジブリだけじゃない

BSでルパン三世アニメ版・第1シリーズの制作秘話を興味深く観ました。1971年に放映開始されたルパン三世は当時のアニメとしてはかなり斬新でスタイリッシュな大人向けアニメだったのですが、一桁の低視聴率に喘いで演出の大隅正秋が途中で降板し、引継いだのが現在のジブリ宮崎/高畑コンビだというのはファンの間で有名な話です。特に当時34歳で立ち上がりの演出を手がけた大隅正秋のインタビューが泣けました。登場人物たちの魅力的にアンニュイな風情とディティールにこだわった実質至上主義は大隅正秋のディレクションに依るところが大きく、その功績は計り知れないものですが3話目にしてスポンサーから大阪に呼び出されて「子供向けに作り変えろ」の命令に背いて降板してしまう下り、無念だったでしょうな〜。長年ルパン三世に関する取材は一切お断りしてたそうでかなり嫌な記憶だったみたいです。この人は後にムーミンの演出も手がけているのですが原作者から不評を買ってまた降板。不遇をかこった人ですが大隅演出のムーミン・ファンはかなり多くて、最近になってやっと再評価されてます。
そういえばルパンと同時期にやはり低視聴率で打切りになったドラマ「傷だらけの天使」も後に再放送で評価されてますが、何か似てますね。

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2008年7月28日 (月)

ワンスモア

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葉山というところに9253運転で初めて行って10数年ぶりに海水に足だけ浸しました。日頃モニターに向かい合うばかりの体には衝撃的な何かがありました。以前、葉山の一色海岸に一人で行こうとして京急三崎口で降りてしまい、三浦海岸に辿り着いてしまった私としては感慨深いモノがあります。素晴らしい場所でした。そして帰りの車中で1つ教訓が生まれました。

車でカーペンターズを聞くべからず

運転する9253がリラックスできるかと気を利かせてかけたつもりでしたが、どうにもリラックスできません。リラックスどころか不安が増して恐怖感すら生まれてきます。特にカーヴと合流の多い夜の首都高速でカレン・カーペンターのヘヴンリーな歌声はかなり危険です。あの声には魅力的だけど霊界へ手招きされているような不穏な美しさがあって、しゃんらんらんらーの歌声に釣られながらノーブレーキで急カーヴに突っ込みそうになりました。あな恐ろしや!国土交通省の事故統計調査によると全国の事故車のほぼ半数以上は車内でカーペンターズのCDをかけていたそうです(うそです)。
慌ててAM「ラジオ深夜便」に変えてようやく安心。

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«わらえない時間返せ。